『自分の会社をつくるということ』その1
『自分の会社をつくるということ』(経沢香保子著)という本を読みました。以前『日経ビジネス』の書評で紹介されいて、昨年秋に図書館に予約したのですが、ようやく順番が回ってきたのです!
この本は、トレンダーズというマーケティング会社の代表取締役の女性が書いた、起業についての本ですが、経沢さんの提唱する起業スタイルが、私にとっては共感できる部分が多く、大変感銘を受けました。
税理士の世界で、“起業”といえば、イコール、“独立”ということになりますね。TACのベテラン先生が、昔はみんな独立を目指していたが、最近は独立は苦労や責任が多く割に合わないと考え、事務所勤務を希望する人が増えている、と言っていましたが、みなさんはどうですか?私はまだ特に決めていません。まずは試験に受かって、その後どこかの事務所で修行して、さらにその先のことなので、なかなか今すぐには決められないですね・・・
ところで、この本の最初の方は起業準備について書かれていますが、その中で、《毎日ブログを書くこと》を勧めていました。相手が心を動かされるような表現力があると、社長になったときにとても強いそうです。そのために、毎日文章を書くことで、人にものを伝える能力が鍛えられるとのことです。
将来独立するかどうかはわかりませんが、とりあえず、試験勉強中の今から準備できることとして、ブログを続けてみようと思いました。
毎日試験勉強をしていると、たまに何のために勉強しているのかよくわからなくなったり、ほんとに税理士になりたいんだっけ?と思ったりします。そんなときには、この本を読んで、将来どんな税理士になりたいかをイメージしてみるのはいいかもしれません。特に女性の方にはオススメしたい本です。
この本の感想や起業については、他にも書いてみたいことがあるので、この記事には、“その1”とつけてみました。
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