ドラマ 『すいか』再放送終了
家で勉強している日は、だいたい、夕方4時からのドラマの再放送を見てしまうのですが、特に今週は全答練で学校が休みだったので、日テレ系のドラマ『すいか』にハマり、さっき最終回を見て、後半ずっと泣いてしまいました。
『すいか』は大きな出来事は何一つ起こらないけれど、淡々と心にしみるドラマです。日常のなにげない幸せや、かけがえのない大切な人たちとの心のつながり、といった、日々忘れてしまいがちなことを思い出させてくれます。最終回もドラマチックな出来事はおこらないけど、もうこの再放送が終わってしまって、『すいか』の中のひと夏が終わり、もうあのメンバーに会えないと思うとせつなくなってしまいました。
救いは、今が、夏の終わりじゃない、ということでしょうか。ほんとに今が夏の終わりだったら、ダブルで寂しくなってしまいますから。
『すいか』の登場人物は、全員、ちょっとだけ社会の枠からはみだしているけれど、社会の中でちゃんと生きている人たちです。このドラマを見ていると、“世間の風潮や周囲の人たちにとらわれず、自分のペースで、ゆっくり、でもちゃんと生きていけばいいんじゃないかな”と思えてきます。
今の私も、バリバリ仕事をしているわけでもなく、子育てしてるわけでもなく、いつ5科目合格できるのかもわからず、社会からちょっと離れ気味で、なんとなく不安だったり、他人と自分を比べてしまったりします。でも、『すいか』を見てたら、こんなふうに立ち止まっている時期があってもいいのかなと思えました。
私としては、こんなに大好きなドラマ、本当に久しぶりです。好き嫌いがはっきり分かれそうなドラマなのでオススメはしませんが、ほんとにいいドラマでした。
追伸:気になったのでインターネットで検索してみたら、視聴率は良くなかったけど、一部の人には評判が良かったようで、私のようにすごく気に入ったと書いてる人がたくさんいました。また脚本の賞も取ったりして、脚本や出演者の演技に対する専門家の評価は高かったようです。主題歌(大塚愛のデビュー曲(多分))もすごくドラマに合ってました。
追伸2:「DVD、買おうかなぁ・・・」といったらかなり引いてたダンナへ。
絶対買うので、買っても文句言わないでね。
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