2006年5月30日 (火)

試験が終わったら読みたい本

一応、今は、本を読むのを控えています。

『バリ島』(ミゲル・コバルビアス)

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・・・石川次郎さんが出ているBSの旅番組のバリ特集で知りました。50年以上前に書かれた、バリ島についての古典的名著です。当時のバリの様子が描かれています。ちらっとテレビに写った絵が素敵でした。作者本人が書いているそうです。

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2006年3月17日 (金)

「話し方」チェック

 『頭のいい女、悪い女の話し方』(八坂裕子)という本を読みました。

 内容は、「あなたの周りのバカ女」「こんな女とならもっと話したい」などに章立てされているのですが、自分の話し方がチェックできて参考になりました。

 「あなたの周りのバカ女」の章では、自分に当てはまってしまうのではと、ヒヤヒヤしながら読み進めました。

“他人のプライベートをあれこれ訊き出そうとする” “知ったかぶりをする” “謙遜やお世辞でうわべをつくろう”etc 

よしよし、この辺はあてはまってないな・・・ホッ。

でも、“これは私だよ”という点もたくさんありました、やっぱり。

“針小棒大癖がある”・・・話を多少脚色しておもしろおかしく話すのは、自分ではおもしろいつもりでも、毎回大げさな話を聞かされる側はウンザリ。

 →自分ではおもしろいつもりで調子に乗ってしゃべりすぎる、ことがよくあります。本によると、これは臆病な自分の内面を隠すためだそうです。そうかも。。

“比較したり批判したりが多い”・・・豊富な知識と洞察力で初対面の友達でもばっさり切り捨てる。鑑定には一理あるが、単刀直入すぎて人には不快。

 →あぁ、これも私。自分の観察力を過信して、あまり知らない人のことも得意げに分析したりしてしまいます。これは心を開かず知識や情報を話題にして話すので、理屈っぽく相手が寒々とした気分になるそうです。。。

“気分にムラがあり、がさつな言い方をする”・・・感情の表現力がないので、感情が不消化で収拾がつかず、気分にムラが生じる。

 →がさつな言い方はあまりしませんが、特にOL時代でストレスが溜まっているときは、たまに思考がストップしてました。感情が雑居し散らばっていたのですね。

自分の感情を大切にして、誠意をもってていねいに話すことが大切だと思いました。

その他自分の話し方のよくない点がボロボロ出てきて、ヘコむので、よい点も自分の励ましに書いておこうと思います。

“自分の個性を表現し、受身でない話し方ができる” “自分の弱みを明るく話せる大らかさ・率直さ” これらは相手の感性に訴えかけ、何か働きかける力を持っているそうです。

あとは、“ユーモア感覚”。どこへ行くにもポケットへ入れて連れて行こう、とあるので、そうします。

この本は、話し方チェックから、自分の深層心理もわかり、結構当たってるし、参考になりました。でも、「自覚するためのワンポイント」のところなど、あまりにこき下ろしているので、自分に当てはまっている章を読むと立ち直れません。。。話し方に問題があると思ってるからこそこの本読んでるのに、もうちょっと優しく書いてくれるとうれしいのです。。。

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2006年2月24日 (金)

『自分の会社をつくるということ』その1

 『自分の会社をつくるということ』(経沢香保子著)という本を読みました。以前『日経ビジネス』の書評で紹介されいて、昨年秋に図書館に予約したのですが、ようやく順番が回ってきたのです!

 この本は、トレンダーズというマーケティング会社の代表取締役の女性が書いた、起業についての本ですが、経沢さんの提唱する起業スタイルが、私にとっては共感できる部分が多く、大変感銘を受けました。

 税理士の世界で、“起業”といえば、イコール、“独立”ということになりますね。TACのベテラン先生が、昔はみんな独立を目指していたが、最近は独立は苦労や責任が多く割に合わないと考え、事務所勤務を希望する人が増えている、と言っていましたが、みなさんはどうですか?私はまだ特に決めていません。まずは試験に受かって、その後どこかの事務所で修行して、さらにその先のことなので、なかなか今すぐには決められないですね・・・

 ところで、この本の最初の方は起業準備について書かれていますが、その中で、《毎日ブログを書くこと》を勧めていました。相手が心を動かされるような表現力があると、社長になったときにとても強いそうです。そのために、毎日文章を書くことで、人にものを伝える能力が鍛えられるとのことです。

 将来独立するかどうかはわかりませんが、とりあえず、試験勉強中の今から準備できることとして、ブログを続けてみようと思いました。

 

 毎日試験勉強をしていると、たまに何のために勉強しているのかよくわからなくなったり、ほんとに税理士になりたいんだっけ?と思ったりします。そんなときには、この本を読んで、将来どんな税理士になりたいかをイメージしてみるのはいいかもしれません。特に女性の方にはオススメしたい本です。

 この本の感想や起業については、他にも書いてみたいことがあるので、この記事には、“その1”とつけてみました。

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2006年2月14日 (火)

本当はちがうんだ~

最近、エッセイ、『本当はちがうんだ日記』(穂村弘)を読みました。

あまりにもおもしろくて、“私もこの本みたいに、複雑な冗談を織り交ぜた、ウケ狙いじゃないのにクスリと笑える文章を書いてみたい!!”などと思ってしまい、変に考え込んでしまったら1週間くらい何もブログに書けなくなってしまって、ふと、

“とりあえず無理な目標はおいておいて、税理士の勉強日記を書こう。。”と我に返ってブログを更新しました。

穂村さんは、臆病でダメ人間、世間が怖い、でも人には好かれたい・・・そんな自分を、自虐的に描いているのですが、文章がおもしろすぎです。かなり笑えます。好みが分かれそうですが、自分はダメ人間だなぁと思う人や、アイロニカルな文章が好きな人はハマると思います。

世間に対するシャッターはほぼ閉めているのに、“今の自分はちがうんだ。本当の自分は、ここじゃないどこか別の素敵な世界にいるんだ。”と夢見てしまう。そんな穂村さんもある日を境に現実を生きることにするのですが、あらゆるところに共感してしまいました。

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2006年2月 2日 (木)

初☆NIKITA 今日から艶女!!

 今日初めて、『NIKITA(ニキータ)』を買いました。そう、あの、“コムスメに勝つ”のニキータです。前から興味はあったけど、買うのは気が引けて。今回、うっかり風邪をこじらせ検査入院したので、入院には雑誌でしょ、ということで良い言い訳もできたので家族に買ってきてもらいました。

 今回はモテるくびれ美人特集です。まず、タイトルが露骨でいいですよね。それに、“艶女”と書いて、“アデージョ”と読む。すごいです。中身は、噂通り&期待通りののおもしろさ。露出過多な洋服が多いし、稼ぎまくっているアデージョ用なので、高価なものばかりなのですが、センスはシックでかっこいいので意外に使えます。ベルテッドジャケットやシャツワンピなど私も買いたいなぁ。

 次号は、

  コビコビ“コムスメ”、ブリブリ“派手女(ハデージョ)”ほっといて、

    艶女はいまこそ 「男 前 S E X Y」

です。いさぎよくて好きですね。

私は、昔から、『non-no』→『more』→『ef』→『BAILA』といった普通のかわいい・おしゃれな服が載っているさりげない普通のファッション誌の愛読者なので、『NIKITA』のように、“どう見られるか、どうアピールすべきか”をバーンと前面に出したものは良い刺激となりました。いつも似たような無難な服を買ってしまうので、これでちょっとは脱出できるかな・・・

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2005年12月14日 (水)

今年読んだ本

以前は月に1・2冊しか本を読んでなかったのですが、会社を辞めて、税理士の勉強を始めてからは、勉強の気分転換にしょっちゅう読んでます。新しい本のにおいや肌触りが好きで、以前は、本は必ず本屋で買っていたのですが、最近は読書量が増えて本代がかさむし、読み終わった本の収納場所もないので、図書館で借りてます。図書館の予約って便利ですね、話題のベストセラーも150人待ちとかですが、4ヶ月くらいで順番がまわってきます。今も、リリーフランキーの『東京タワー』『下流社会』を予約してます。

そこで、今年の後半読んだ本を、とりあえず覚えているのだけ、挙げてみました。今思い出してみても、小説は、タイトル見ても内容がまったく思い出せない本も多いです。単に勉強の現実逃避に読んでるからでしょう。下記に書いてる本は思い出しただけ印象が強かった方かもしれません。他にも読んだかも。

個人的に特に印象に残ったり、好きだった小説は、『7月24日通り』『海辺のカフカ』『対岸の彼女』『プラナリア』『間宮兄弟』などです。吉田修一の本はどれもおもしろいです。

あとは、『美しくなるにつれて若くなる』を読んで、白洲正子さんをかっこいいと思いました。戦前の日本は現代よりも男尊女卑の考えも強く、不自由な環境で活躍の場も限られていたと思うけれど、明治生まれの日本女性は、現代の女性よりも、自分に誇りを持って、強く生きていたのではないかと感じます。白洲さんの他のエッセイも、味があって、独特のリズムがあって、来年は、『西行』『遊鬼』なども読んでみようと思う。

『センスがよくて暮らしやすい家になる!』を読んで、真似できるところを真似してみたら、キッチンやリビングなど部屋がずいぶん片付いたと思います。さすが、主婦雑誌の別冊だから、実用的。ESSEやサンキュ!など主婦雑誌は今まではまったく興味がなかったけど、主婦になって読むとやっぱりお役立ちですね。正直、こんな雑誌読むようになったら終わりだと思ってけど、今では、BAILA読むよりおもしろいかも・・・

★小説

『対岸の彼女』(角田光代)、『東京タワー』『間宮兄弟』『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』(江国香織)、『東京湾景』『パレード』『7月24日通り』『春、バーニーズで』(吉田修一)、『恋』(小池真理子)、『肩ごしの恋人』(唯川恵)、『プラナリア』(山本文緒)、『海辺のカフカ』(村上春樹)、『センセイの鞄』(川上弘美)、『ハードボイルド・エッグ』(荻原浩)、『ダ・ヴィンチ・コード』(ダン・ブラウン)、『森のなかの海』(宮本輝)

★旅行本

『恐怖の報酬日記』(恩田陸)、『北欧イラストガイドブック』(まつはしゆか)、『北欧案内~旅とデザイン』、『北欧スタイル1~8』、『美しい夏の行方ーイタリア、シチリアの旅』(辻邦生)、『反省文ハワイ』(山口智子)、『あやしい探検隊 バリ島横恋慕』(椎名誠)、『ガンジス河でバタフライ』(たかのてるこ)

★エッセイ

『白洲正子自伝』『名人は危うきに遊ぶ』『心に残る人々』『美しくなるにつれて若くなる』(白洲正子)、『幸田文の箪笥の引き出し』(青木玉)、『キッパリ!』(上大岡トメ)、『ああ正負の法則』(美輪明宏)

★住宅・建築・暮らし

『建築手法』(安藤忠雄)、『住宅読本』(中村好文)、『藤森照信の原・現代住宅再見2』(藤森照信)、『センスがよくて暮らしやすい家になる!』(サンキュ!別冊)、『「家をつくる」ということ』(藤原智美)、『それでも建てたい家』(宮脇檀)、『「捨てる!」技術』『もう一度「捨てる!」技術』(辰巳渚)、『捨て上手、片付け上手は暮らし上手。』(ESSE別冊)、『北欧の道具と暮らしたい。』(美しい部屋別冊)

★起業話 他

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉)、『カリスマ~中内功とダイエーの戦後』(佐野眞一)、『すべては一杯のコーヒーから』(松田公太)

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